2006年10月20日 数々の受賞暦を持つSqueezeboxの開発チームが米Logitechに参画 音楽愛好家向けのデジタルホーム実現に寄与
株式会社 ロジクール 2006年10月18日、カリフォルニア州フリーモント、2006年10月19日スイス ロマネル発:マウス、キーボード、ウェブカメラ、スピーカーなど人々とデジタルインフォメーションを繋ぐ画期的なパーソナルインターフェイスプロダクツの世界的リーダーであるLogitech社(本社:米国カリフォルニア州フリーモント、社長兼最高経営責任者(CEO):ゲリーノ・デルーカ、NASDAQ:LOGI、日本法人:株式会社ロジクール 代表取締役社長:青柳マテウ)は、家庭内ネットワークを有効活用する音楽システムのパイオニア、Slim Devices(本社:米国カリフォルニア州マウンテン・ビュー、CEO:ショーン・アダムス)を買収したと発表しました。Squeezebox や最近発表されたTransporter に代表されるSlim Devicesの製品によって、人々は家中のどこにいても、インターネットからのストリーミング配信、PCやMac、あるいはネットワーク上のストレージから配信されている高音質なデジタル音楽を楽しむことができます。LogitechはSlim Devicesが保有する自社株を2,000万米ドルの現金および将来の業績目標に付随したパフォーマンス比例決済で取得しました。 米Logitech社長兼CEOのGuerrino De Luca(ゲリーノ・デルーカ)は、「Slim Devicesの買収によって、Logitechは成長著しい市場に対応すべく、デジタル音楽とホーム・エンターテインメントのコントロールの革新的な土台を築きます。私たちは、家庭内のどこでもデジタル音楽を楽しみたい人々に焦点を当てています。Slim DevicesはLogitechにネットワークベースの音楽配信や高品質オーディオといった高い専門技術と、そのデベロッパーコミュニティによる開発環境をもたらします。Slim DevicesはLogitechの有する技術力、ヒューマンインターフェイス開発の強みを賞賛しており、両者によって音楽愛好家にデジタルホームを提供できるよう協力していきます」と述べています。 米Logitech社 エンターテイメント&コミュニケーションズBU シニア バイス プレジデントのジュニアン・ラブルースは、「デジタル音楽によって、特にPCのテクノロジーとホーム・エンターテイメントの融合がますます進んでいます。何百万もの世界中の様々な人が音楽コレクションをPCやMacで管理しています。そしてブロードバンド接続をしている人々は、インターネットラジオのコンテンツやその他のサービスを享受しています。また、家中に音楽配信できるワイヤレス・ホームネットワークを構築する音楽愛好家が増えています。Logitechは高品質オーディオ、配信の自由度、好みの音楽のチョイスや管理を可能にする、といった音楽体験を強化するデジタル音楽システムに大きな潜在的可能性を見出しています」と述べています。 米調査会社のParks Associates社による、最近の調査によると、約半数の回答者が音楽愛好家と定義づけられ、彼らはいつでもどこでも様々な音楽を聞くことに高い関心を持ち、彼らの3分の1がインターネットやコンピュータにある音楽やオーディオコンテンツをステレオで聞くことに興味を持っているとわかりました。Parks Associates社CEOのトリシア・パークス氏は、「米国市場だけでも2006年のインターネットラジオや音楽配信サービスからの音楽ダウンロードは10億米ドルに達すると見込んでいます。それが2010年までには年間30億米ドルに成長すると予想しています。この予想市場規模は、デジタル音楽に必要なアダプターやコントローラといったハードウェアの売り上げを含みません。このたびLogitechがSlim Devicesを買収したタイミングは過去に同社がHarmony リモコン事業を買収した時と同様、非常に良いタイミングです。Slim Devicesの買収によってLogitechのワイヤレス技術を活用した製品ラインナップを補完し、高品質サウンドを求めるオーディオファンにはネットワークソリューションを提供することになるでしょう」と述べています。 Slim Devices社はCEOのショーン・アダムスと最高技術責任者(CTO)のディーン・ブラケッターによって2001年に設立されました。同社はSqueezeboxやTransporter、そしてPCなしでインターネットのコンテンツを配信できるSqueezeNetworkおよび、SlimServerソフトウェアを世界中のオープンソース・コミュニティとともに開発してきました。Slim DevicesのチームはLogitechの一員となることで、Logitechが所有するパーソナルインターフェイスプロダクツのデザインやオーディオシステムの専門技術、そしてマーケティングリソースや世界各国に広がるコンシューマーエレクトロニクスの販売チャネルといった利益を享受できます。 ショーン・アダムス率いるSlim Devicesチームは、Logitechのエンターテイメント&コミュニケーションズ事業部内の独立したチームとなります。ショーン・アダムスは、「Slim Devicesは、オープンソース・コミュニティとの効率的な協力関係により、音楽愛好家にプレミアム品質のデジタル音楽、インターネットラジオを配信するためのネットワーク技術の開発に注力し、成功をおさめてきました。そしてこのたび、私たちのデジタル音楽革新に対する情熱を共有し、多くの幅広い層のお客様にアプローチできるマーケティング、販売、流通、サプライチェーン、製造、開発に対する当社の資源を有効活用する機会を得ました。私たちはLogitechチームの一員になれたことを光栄に思い、家庭内におけるデジタル音楽の将来を引き続き形作ることを楽しみにしています」と述べています。 ラブルースは、「Slim Devicesチームおよび彼らの製品の開発者コミュニティを私たちの重要な資産として、さらなる開発力の強化を図っていくことをとても楽しみにしています」と述べました。 Logitechのオーディオ、ホームエンターテイメント・コントロールの基盤 オーディオビジネスは、Logitech社の最も成長が著しいビジネスユニットで、前会計年度(2006年3月31日終了)では112%の伸びを示しました。この成長はデジタル音楽の人気増大に伴うもので、Logitechは数々の受賞暦のあるプレミアムPCスピーカーやスタイリッシュかつ高品質なiPod/MP3用スピーカーやヘッドホンを提供することで、成長の一翼を担ってきました。LogitechはPCスピーカーの世界的なマーケットリーダーであり、iPod/MP3スピーカー市場で大きな流れを作り出しています。 成長著しいワイヤレス音楽システム市場へのコミットメントとして、Logitechはこのたびホームネットワークなしでも音楽をPCからステレオに配信できるWireless DJ Music Systemを発表しました。このシステムには、家庭内のどこからでも音楽リストを閲覧し再生できるWireless DJ remoteが含まれます。 リビングルームでのLogitech製品はデジタル音楽を配信するだけでなく、音楽とホームエンターテイメントシステムをコントロールすることができます。2004年にHarmonyリモート事業を取得してから、Logitechは米国市場で、ハイエンド学習リモコンのマーケットリーダーとしての確たる地位を得ており、ヨーロッパ市場でもリーダーとしての地位を築きつつあります。セットアップの簡易さと使いやすさが特徴的のHarmonyは、北米・ヨーロッパにおいて、量販店で広く販売されています。 今会計年度に与える影響 Logitechはこのたびの買収は長期的に大変前途有望であると見ていますが、今会計年度には重要な影響を与えないと予測しています。 |