自動フレーミング テクノロジー |ロジクールビジネス

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ビデオ会議の画面に映る人

ハイブリッドワークが一般的な働き方になるにつれ、会議においてリモート参加者が平等に扱われていないと感じてしまうケースがしばしば起きています。会議中の存在感が失われていると感じた結果、 組織のコミュニケーションやエンゲージメント上の問題が多数発生しています。会議に不公平感があることは、従業員を一か所に集めず分散配置する体制を続けている組織にとって大きな懸念材料になっています。このまま対処せずにいると、リモート参加者が作り出す格差が、労働文化の格差につながりかねません。

不公平なハイブリッド会議の問題

一般的なハイブリッド会議では、オンライン会議において何の措置も講じなければ、リモート参加者は複数の人が代わる代わる発言する会話について行くといったことができません。直接対面であれば受け取れるはずの非言語シグナルや、全体的な文脈を読み取ることが困難なのです。カメラが話者のみを映していると、リモート参加者は会議に十分に関与できません。コミュニケーションにとって重要な、ボディランゲージや顔の表情などの合図を見逃してしまう場合があるためです。

これはオフィス内の参加者にも影響します。ハイブリッド会議において、オフィス内の参加者は画質やオーディオ品質の低さが原因で、リモート参加者の映像と音声を完全な形で得ることに苦労しがちです。その結果、オフィス内の参加者は多くの場合、リモート参加者との断絶を感じ、画面に映っている人よりも、会議室に物理的に存在している人に本能的に注目するようになります。

技術的限界のせいで会議で目立たない存在になってしまうリモート参加者は、「近接性バイアス」に陥る可能性があります。1 近接性バイアスは、オフィス内の従業員が場所的条件を理由に、リモートで働く従業員に対して一方的に優位性を得るときに発生します。これは「去る者は日々に疎し」の帰結として、リモート参加者のことが見聞きしづらい場合に起こります。その結果どうなるかは容易に想像がつきます。参加者間の不公平、関与の低下、議論の停滞、従業員の不満の鬱積です。

リモート参加者をハイブリッド会議から除け者にすることは、新しい働き方へのアプローチとして持続可能とは言えません。これは従業員の無力化を招く可能性があります。そのような従業員は労働文化の格差に加えて、会話に影響を与えたり、意思決定に関与したり、仕事を成し遂げたりするのに苦労することになります。この問題を解決し、全参加者が同じ視認性と条件でハイブリッド会議に参加できるようにしなければならない、という気運が高まっています。

RightSight 2の登場

CollabOS 1.5には、Rally BarおよびRally Bar Mini用の自動フレーミング機能の最先端の進歩であるRightSight 2が採用されています。RightSight 2により、ハイブリッド会議に強く求められるところの、コンテクストを把握しながらの会話をすることができ、より臨場感のある公平な会議体験と、より一体感のあるハイブリッドワークが実現されます。

新機能:スピーカービュー

RightSight 2には、Speaker Viewという新しいビデオモードが追加されました。これは話者と会議室全体を同時に表示できる機能です。室内全体の映像には臨場感があり、やっとリモートでも公平に会議に参加できるようになります。Speaker Viewはオフィス内の参加者とリモートからの参加者を簡単かつ適切につなげ、両者間のあらゆる隔たりを縮めます。

会議中に作動するビデオの自動フレーミング

RightSight 2 – スピーカービューの動作中の様子。

公平な体験をエンジニアリングで実現する

RightSight 2は公平なハイブリッド会議実現への大きな一歩です。ロジクールでは、ハイブリッドワークの全側面を万人のために同時改善することに尽力しています。これこそが、当社がこのようなイノベーションを生み出し続けている理由です。

また、RightSight 2は各プラットフォーム固有のユニークな体験ももたらします。たとえば、Speaker ViewとZoom Rooms Smart Galleryプラットフォームの連携により、1つの会議室のストリームを複数、伝送できます。話者のストリームと会議室全体のストリームを伝送します。リモート参加者は、各ストリームの映像を2つの個別のタイルで見ることができます。

今後のCollabOSアップデートでさらなるプラットフォーム連携に対応する予定です。

RightSight 2は、Microsoft Teams on Android/Windows、Zoom Rooms、Google Meet、GoTo Room、RingCentral Rooms、Pexip Room、Tencent Meeting Roomsなどの主要なビデオ会議プラットフォームと互換性があります。

今すぐRightSight 2を導入し、ハイブリッドワークをどこでも共有できるようにしてください。Syncデバイス管理プラットフォームを使用してCollabOS 1.5を更新することにより、RightSight 2を入手してください。または、CollabOS 1.5リリースの詳細を読んでください。

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