ビデオ会議スペースのセットアップ

部屋の構成

部屋の構成

環境に最も適切なビデオ会議ソリューションを選択し、物理的なミーティングスペースを準備することは、プロフェッショナルな品質のビデオ会議を実現するために必要な、重要な最初のステップです。最終ステップは、この目標を達成するのに最適な方法で機器を配置し、構成することです。

以下は主な検討事項とベストプラクティスです:

コンピューティング

すべてのロジクールビデオコラボレーション ソリューションは、いくつかのタイプのパソコンへプラグ&プレイ接続するUSB周辺機器です。最も一般的なオプションはパーソナルノートパソコン(BYODと呼ばれることもある)、または会議室に恒久的に設置される何らかのタイプの専用パソコンです。

ロジクールビデオコラボレーション ソリューションはBYODのシナリオに理想的です。これは、追加のソフトウェアなしに、パッケージから出してすべての接続が完了するとすぐに稼動するためです。簡単なUSBプラグ&プレイにより、BYODユーザーはビデオ対応のミーティングスペースに臨時会議をセットアップして、自分のノートパソコンのすべてのアプリケーションに柔軟にアクセスすることができます。

または、一貫性と利便性を提供する、専用パソコンソースでのビデオ会議スペースのセットアップを好む組織も多数あります。このシナリオでは、すべての接続はすでに完了し、テストされているので、すべてが常にセットアップされ、会議を開始する準備ができています。ユーザーは毎回一貫した、信頼できる環境で会議を行うことができます。専用パソコンがある部屋では、オプションのロジクールTapコントロール面を設置することで、使いやすさが増加します。

 

設置

パソコンソースの主な場所は、会議テーブル上(パーソナルノートパソコンと同様)、テーブルの下またはディスプレイ壁の背後です。ディスプレイの近くにパソコンを配置する利点は、パソコンが接続するAC電源、イーサネット、およびその他のコンポーネントと近くなることです。

選択した場所に関係なく、USBケーブルを通して接続するため、パソコンはカメラの近くにある必要があります。同梱のUSBケーブルの長さは1.9~4.8mで、導入するロジクール ソリューションによって異なります。すべての場合において、高品質のテレビ電話体験を提供するには高品質のインターネット接続が必要です。この要件のために、ワイヤレス(WiFi)よりも有線イーサネットが推奨されます。

パソコンソースの配置を計画する時は、会議コントローラー(次のセクションを参照)、HDMIケーブル(ディスプレイへ)、カメラとスピーカーフォン用のUSBケーブル、イーサネットおよび電源の接続を検討してください。特定の場合において、カメラ、スピーカーフォンおよび会議コントローラーの同梱のコネクタの長さが足りない場合は、HDMIとUSBエクステンダーが利用可能です。

会議コントローラー

ビデオコラボレーションシステムの基本的なコンポーネント[ディスプレイ、パソコンソース、および一体型ソリューションまたはカメラ、マイク、およびスピーカーの組み合わせ]に加えて、会議コントローラーも必要です。会議コントローラーは有線またはワイヤレスです。製品オプションには、ロジクールK400 Plusワイヤレス タッチ キーボードロジクールTapまたはワイヤレス タブレットがあります。

Tapは、ビデオ コラボレーション ソフトウェア用のネイティブのインターフェースを表示する、10インチ(254mm)のタッチ面です。Tapにはパソコンと電源へのUSB接続が必要で、有線コンテンツ共有を可能にするオプションのHDMI入力を提供します。Tapは、パッケージから出してすぐにテーブル上に設置できます。また、スイベルマウント、Riserマウントおよびウォールマウントのオプションアクセサリーが利用可能です。同梱のUSBケーブルの長さが足りない場合、ロジクール ストロングUSBケーブル(10mまたは25m)が、もう1つのオプションアクセサリーです。 ストロングUSBはアクティブ光ケーブルで、USB 2.0、USB 3.0およびUSB 3.1を最長25mまで延長することができます。光ケーブルなので、電力を通してリモートデバイスに電源供給することはできませんが、接続されたデバイスから自身に電力供給するため、外部電源は必要ありません。

専用の会議室パソコンがある中規模会議室における、TapとRallyの配線例

ユーザーが用意したワイヤレスタブレットがある構成では、低バッテリー状態を避けるために、テーブル上のタブレットの近くに電源がある必要があります。充電ドックを使ってタブレットを必ず固定してください。

接続

最も基本的なレベルでは、ビデオ会議ハードウェア、ディスプレイ、およびパソコンソースに対して電源を簡単に利用できるようにする必要があります。

その他のケーブルや接続には、ビデオ会議ハードウェアとパソコンソース間のUSBケーブル、パソコンソースとディスプレイ間のHDMIケーブルまたはケーブル、およびインターネットアクセス用のイーサネット接続があります。ケーブルの長さと、電源/ネットワークコンセントへの近さによって、特定の部屋での可能な設置オプションが決まることに注意してください。

MeetUpとBYOD構成によるハドルルームの配線例

 

大会議室でのロジクールGROUPの導入の場合、ハブ、カメラ、スピーカーフォン、およびオプションの拡張マイク間の追加の接続が必要です。

ロジクールRallyを使った設置には、最高7個のマイクポッドと1台の外部スピーカー(モノラル)または2台(ステレオ)の追加を含めて、より高い柔軟性があります。半径2.3m内での明瞭な会話音を可能にする各Rallyマイクポッドにより(事実上最高10人まで対応)、可能性は広がります。

RallyとBYOD構成による中規模会議室の配線例

RallyとBYOD構成による大会議室 / 役員室の配線例

シームレスな会議室の設置を実現するには、導管またはテーブルの下のワイヤートレイを通して配線してケーブルを整理し、視覚的な乱雑さを軽減し、ブレーカーが落ちる危険を減少させます。

ロジクールScreen Shareは、あらゆる会議室パソコンでの高速かつ簡単なコンテンツ共有を実現します。ノートパソコンまたはタブレットをHDMI経由で接続して、共有を開始します。ソフトウェアのインストール、パスコードの入力、またはインターネット接続も必要ありません。Screen Shareは、Zoom、Skype for Business、WebEx、BlueJeans、及びUSB経由のコンテンツ共有をサポートするその他の会議サービスで動作します。

ビデオエンコーディングテクノロジーを驚くほどコンパクトなデバイスに搭載するScreen Shareは、ここに示されているように、USBを介して会議室のパソコンに接続し、HDMI入力を提供し、瞬時のコンテンツ共有を可能にします。

ロジクールScreen Shareは、会議室パソコンをUSB(1)経由で接続し、HDMI入力(2)により瞬時のコンテンツ共有が可能です

ケーブル管理

クリーンかつプロフェッショナルなビデオ会議スペースを作り出すには、ケーブル管理は設置プロセスに不可欠な部分です。ケーブルやコードをすっきりと整理して収容しようとしている設置担当者にとっては、ケーブルの本数と長さに加えて、部屋のサイズによって配線管理が複雑な問題になることがあります。

整理されていない混乱したケーブルとコードは気を散らせ、ユーザー体験が損なわれ、会議の全体的な有効性が下がる場合があります。時間をかけて設置を適切に行うことは、その努力に値します。以下は、効率的なケーブル管理計画の基本的な検討事項です:

 

テーブルグロメット

テーブルグロメットによって、テーブル上に必要なデバイスと接続用のケーブルを下側にすっきりと通すことができ、視覚的なインパクトを最小限に抑えることができます。

テーブル下のトレイと結合して、ケーブル、ハブ、およびパソコンリソースを作業面の下で整理および保護し、有線機器(Rallyマイクポッドなど)の配置場所に関係なく、配置されたテーブルグロメットを通してアクセスポイントを提供します。電源またはイーサネットのコンセントが床内に設置された状況では、ケーブルタイを使ってコネクタと電源コードをテーブルの脚に固定することを検討してください。

 

張力緩和

張力緩和は、ケーブルのコネクタと、ケーブルが接続されているデバイス上のコネクタが張力を受けないように、ケーブルを機械的に固定する方法です。張力緩和を適切に実装することは適切な設置に極めて重要です。これにより、設置中または将来発生する可能性がある障害を軽減することができます。これはすべての製品に当てはまりますが、特に、スイベルマウントを使って恒久的に取り付けられていない、Tapのような移動が多い製品に当てはまります。

配線を敷く時は、使用中に柔軟に移動できるように、多少たるんだ状態にしておくことを忘れないでください。例えばGROUPスピーカーフォンでは、ユーザーは、コントロールを使うためにスピーカーフォンを自分の方向に移動させる傾向があります。

 

導管

導管は、床の下、つり天井の上、または壁の後ろに設置して、部屋の様々な部分から所要のデバイスまでケーブルを敷くことができます。導管を通してケーブルを敷く時は、適用される消防規則と建築基準法を必ず順守するように注意してください。プレナム定格のケーブルには低発煙と低炎の特性を持つ特殊な絶縁があり、通常は導管と空調空間での用途に指定されています。導管には、収容可能なケーブル本数の一定容量があることに留意してください。

 

配線管

導管を隠すためのスペースがない場合、床上の配線管を使って壁からテーブルまでケーブルを敷き、ブレーカーが落ちる危険を軽減することを検討してください。カーペットの下での配線と比較して、ケーブルチャネルの配線管では、変更が必要な場合に、ケーブル配線の追加、除去または変更をより柔軟に行うことができます。配線管は、ディスプレイまたはRallyスピーカーを設置する時に、壁取り付けにも利用可能です。

 

ケーブル保持 

サードパーティプロバイダーが、様々なケーブル保持ブラケット、ベルクロ、およびジップタイのソリューションを提供しています。Rallyでは、堅牢なケーブル保持ブラケットが2つ含まれるRally取り付けキットが利用可能です。これにより、RallyディスプレイハブとRally テーブルハブコネクタを固定し、邪魔になるケーブルの散乱を減らし、プロフェッショナルな外観のスリム化された設置を実現できます。

 

ケーブルエクステンダー

大きいビデオ会議スペースでは、計画した設置方法に対して、標準的なケーブルでは長さが足りない場合があります。この場合、エクステンダー ソリューションが簡単に利用できます。

GROUPでは、 GROUPの10mまたは15mの延長ケーブルを使って、会議室のセットアップを簡単にカスタマイズできます。ケーブルを使って、ハブからカメラまたはスピーカーフォンまでの距離を延長します。この10メートルのケーブルは、GROUPに同梱の5メートルDINケーブルの代わりに使用して、導管または配線管を通してルーティングできるため、会議室をすっきりと設置することができます。